Macのデスクトップが、撮ったスクリーンショットで埋まる——保存する場所を変える/ファイルを作らずに撮る
公開日:2026年9月3日
デスクトップが、撮ったスクリーンショットで埋まっていく。「スクリーンショット 2026-09-03 14.32.10」のような名前の画像が、消しても消しても増えていく。貼るために撮っただけなのに、貼り終わったあとも残り続ける。——これは壊れているのではなく、macOS がはじめからそう決めて動いています。撮った画像をどこへ入れるかは、あとから変えられます。ファイルを1枚も作らずに撮る道もあります。
撮るたびに、デスクトップに1枚ずつファイルができる
Apple の説明にはこう書かれています。「デフォルトでは、スクリーンショットは「スクリーンショット[日付][時刻]」という名前でデスクトップに保存されます」。撮った回数のぶんだけ、ファイルができます。
ここで大事なのは、片づける手順が入っていないことです。貼るために撮った画像も、用が済んだあとにひとりでに消えることはありません。デスクトップが散らかっているのではなく、置き場所がデスクトップに決まっている、というだけです。
撮った画像の行き先は、撮り方で決まる
撮った画像の行き先は、キーの押し方で変わります。いつもの撮り方——「shift」「command」「3」を押す撮り方では、行き先はデスクトップです。貼り終わったあともファイルが残るので、貼るためだけに撮った1枚もそこに積み上がっていきます。
ここでcontrol キーを足すと、行き先が変わります。Apple の説明では「スクリーンショットを撮る際に「control」キーを押しながら、ほかのキーを押します」。例も同じページに書かれています。「たとえば、「shift + command + 3」のキーを押す代わりに、「control + shift + command + 3」のキーを押すという具合です」。このcontrol キーを足した撮り方では、画像はクリップボードに入るだけです。貼り終わったあとに何も残らないので、あとで片づける手間もありません。
いつもの撮り方
行き先 デスクトップ
貼り終わったあと
ファイルが残る
control キーを足すと
control キーを足した撮り方
行き先 クリップボード
貼り終わったあと
何も残らない
これから撮る画像を、別の場所へ入れる(見る場所は1か所)
「デスクトップ以外の場所に置きたい」ときは、設定を1か所だけ変えます。Apple の説明では「デフォルトの保存場所は[スクリーンショットアプリ]で変更できます」。そのアプリの開き方も、同じページに書かれています。「スクリーンショットアプリを開くには、「shift + command + 5」のキーを押します」。
- 「shift」「command」「5」の3つのキーを同時に押す(画面の下のほうに、横長の小さなパネルが出ます)
- パネルの中の「オプション」をクリックする
- 「保存先」の欄で、これから画像を入れたい場所を選ぶ
※ 「保存先」に並ぶ場所は、お使いの Mac の macOS の版によって変わることがあります。ご自分の画面に出ているものからお選びください。
選んだあとに撮った画像から、その場所に入るようになります。すでにデスクトップにある画像は動きません。ここは次の節でもう一度書きます。
困っていること別に、変える場所は5つ
ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。ひとくちに「スクリーンショットで困っている」といっても、変える場所は困りごとごとにちがいます。
- デスクトップに画像がたまっていく → 「shift + command + 5」→「オプション」→「保存先」を、デスクトップ以外にする
- 貼れれば十分で、ファイルは要らない → 撮るときに「control」キーを足す(「control + shift + command + 3」)
- この1枚だけ、別の場所に置きたい → 撮った直後、画面の隅に、いま撮った画像が小さく出ます(Apple はこれをサムネールと呼んでいます)。これを置きたいフォルダへドラッグ&ドロップします。Apple の説明にも「スクリーンショットがデスクトップに保存されるのを待たずに、画面の隅に表示されるサムネールを別の場所にドラッグ&ドロップすることもできます」と書かれています
- 撮ったあとに隅に出る、その小さな画像が邪魔 → 「shift + command + 5」→「オプション」→「フローティングサムネールを表示」のチェックを外す
- すでにデスクトップにたまっている画像 → 設定では動きません。フォルダを1つ作って、自分で移します
全部をいっぺんに変えないでください。1つ変えて、しばらく使ってみて、困りごとが消えたかを見る。消えなければ戻して次を試す。この順のほうが早く着きます。
保存先を変えても、消えないことが3つあります
この設定で片づく話と、片づかない話があります。先に、片づかないほうを書きます。
1つめ。すでに撮ってあるぶんは、設定を変えても動きません。「保存先」はこれから撮るものに効く設定です。デスクトップに積み上がった画像は、自分でフォルダへ移すことになります。
2つめ。クリップボードは、1枚ぶんしか覚えていません。次に何かをコピーした時点で、前の画像は消えます。あとで見返したい画像を control キーの撮り方で撮ると、貼る前に消えてしまうことがあります。残したい画像はファイルで、いま貼るだけの画像はクリップボードで、と分けるのが安全です。
3つめ。ファイルの名前は「スクリーンショット 日付 時刻」のままです。置き場所を変えても、名前は変わりません。つまり、何を撮った画像なのかは名前を見ても分かりません。あとから探すときは、撮った日の見当をつけて、1枚ずつ開いて確かめることになります。
撮るときに、行き先と名前をまとめて決めるアプリを作っています
ここまでは、macOS の設定の話でした。撮るときに、行き先と名前をまとめて決めてしまうという道もあります。当方では、声でスクリーンショットを撮る Mac 用のアプリを作って販売しております。KoeShot(Mac版)といいます。キーボードの Option + S を押して「サファリを撮って」と話しかけると、その場で撮れます。撮った画像はクリップボードにも入るので、チャットや資料にそのまま Command + V で貼れます。ファイルのほうはデスクトップではなく「ピクチャ」の中の KoeShot フォルダに入り、「2026-09-03_14.33.05_Safari.png」のように、日付と時刻のあとに撮ったアプリの名前が入った名前で残ります。